活動報告

令和4年8月22日 総務常任委員会答弁

更新日時:2022.08.23

△[報告事項に対する質問応答] 

◆新谷博範委員 10年後の金沢を考えるワークショップについて、私もこの前シンポジウムに出たが、結局、出てくる人の資質によるというか、どれだけやってもまとまらないというか、話があちこちへいって何なのかよく分からない。この前のシンポジウムを総括してどうだったか、あれで10年後の金沢を考える会になったと思うのか、評価を聞く。

◎村角企画調整課長 8月5日のアートホールで行われたシンポジウムについては様々な意見や指摘を受けており、そういったものについては、このワークショップも含めて今後の取組に生かしていきたいと考えている。

◆新谷博範委員 次回から暮らしづくりなどのテーマに入るわけだが、結局、出てくる人の資質である。それだけの識見と教養がある人だろうから質が悪いとは言わないが、何を議論するのかきちんとポイントが絞られていないので、てんでんばらばらで何を求めているのか分からない。今回の暮らしづくりなら暮らしづくりで、金沢市の方向性をきちんと出していないと、正直言って、アドバイザーの資質まで疑ってしまう。この前のシンポジウムを見ると疑ってしまう。立派なのかもしれないが、何をまとめられるのかと思ってしまうので、そこをしっかりしてほしい。
 次に、未来へつなぐ金沢行動会議について、既に委員の選考は終わっているのか。

◎村角企画調整課長 公募の上、選考を終了し、書類審査の上、28名を選考している。

◆新谷博範委員 公募と書類審査と言うが非常に不安である。28人はどんな人が選ばれたのか。金沢のまちづくりでもいろいろある。例えば、この前のシンポジウムでも、市長はなるべく金沢の都市景観につなげようとしていたが、結局なかなかつながらない。文化や芸術が経済にどうつながるのか。なかなか観光にもつながっていかず、ポイントが絞られていない中で、28人が公募や書類審査で選ばれた。そんな立派な28人はどのように選ばれたのか。

◎村角企画調整課長 公募については、年齢や居住地といった要件に該当した人で、それぞれの人に応募の動機等を作文で提出してもらい、それを書類審査し、選考した。

◆新谷博範委員 委員はボランティアなのか有償なのか。正直言って日本人はボランティアや無償ということに対して、あまり向いていないと個人的には思っている。結局この人たちは、何のためにこんなに頑張るのか。ある程度の見返りやギブ・アンド・テークがない限りいけないと思うが、この28人は、ワークショップの中でまとまっていけるのか。どのような目的で応募したのかはよく分からないが、28人全員に目的があるわけである。選考というのだから、応募者ももっといたと思う。テーマの中で選ばれていくわけなので、どういうふうに分けているのか。無作為に28人が応募して、この人がよいと選んでいくのか。要件についても、住所を有する者は当たり前である。金沢市民だということだろう。通勤通学する人とは無職ではないという意味なのか。過去に市内に住所を有していた人とは金沢から離れていった大学生のことを言っているのか。意味が分からない。この要件が未来へつなぐ金沢行動会議にどう関わるのか。もう一度説明してほしい。

◎村角企画調整課長 有償か無償かについては、無償だが、交通費として1回につき1,000円程度を支給したいと考えている。申込みのときにもその旨を告知し、応募してもらったところである。また、応募動機についても提出してもらっている。皆さん様々な動機や意欲がある人たちで、28名を選考したところである。今後、この28名を小グループに分けて、ワークショップを開催していきたいと考えている。

◆新谷博範委員 真剣に考えるにはある程度の見返りが必要だと思う。世界でもボランティアと言っているが、ただでやっているわけではない。世界では、推薦状に経験を書きたいがためにボランティアがあるわけで、日本は勘違いしている。ボランティアは無償だというのは大間違いで、必ず見返りがあるからボランティアは存在している。本当にここは勘違いしてはならないと思う。この28人は優秀だし、ほかに仕事を持っているのに自分の余暇を充ててくれるのは立派だが、正直に言って、目的と動機に関して、自分の観点からいうと非常に不思議なものを感じる。そんな立派な28人ならばよい結果が出ると思う。私は疑問として、ある程度きちんとした見返りがあって当然だと思っていることを述べておく。
 次に、交通政策課に対してはっきりしておきたい。新しい交通システムの第1段階としてバスのサービス水準向上に取り組んではどうかとのことだが、要するに取り組むのだろう。議論を整理しなければならない。8月29日に提言するわけだろう。検討委員会での意見では、何々ではないか、等しいのではないか、明示すべきではないか、きちんと整理し、第1段階として切れ目のない取組であることを強調すべきではないかとなっている。いまだにこの程度の意見の取りまとめで市長に提言しようというのか。私には、この程度で委員会に報告するその姿勢が分からない。もう一度説明してほしい。

◎近藤交通政策課長 意見が提言になるのではなく、段階的な整備の考え方を提言してもらうことになる。提言内容について、こうしたほうがよいのではないかといった指摘をもらったので紹介したところである。

◆新谷博範委員 日本語の意味が分からない。バスのサービス水準向上に取り組んではどうかという提言があるのか。文末がどうかである。普通に考えて、提言ならば文末は取り組むべきではないのか。取り組んではどうかなんて提言のために何回も何回も優秀な人間を集めて議論していたわけではないだろう。どうかという言葉を提言にまとめあげることが必要ではないかと言っているわけでバスのサービス水準向上に取り組むべきというものになるのではないのか。

◎近藤交通政策課長 提言はそのような表現になる。

◆新谷博範委員 はっきりしておきたいのは、きちんとした提言なのだから、伺いを立てるような書き方ではなく、こういうふうに取り組むべきという意見があるならばよい。委員会に聞いているのに、自分たちでどうかと聞いていることがおかしいのではないかということを言っている。これはどうかと行政で思ったから委員会に投げて意見を聞いているわけだろう。委員会の存在意義を失うような報告の仕方について、私は疑問を感じる。来週の月曜日に市長に提言するに当たり、基本的な方針としては、現状、バスの定時運行ができていないし、私がよく言っているのは、便利なところも大事だが、路線を廃止したところもある。そこを優先にしてもらうという方向性が来年の計画にはまとまるのだろうが、今回の新しい交通システムでしっかりとまとめてほしい。
 次に、石川中央都市圏地域公共交通計画だが、北陸鉄道線の持続可能性確保について、持続可能性を確保しようとしているのに、バス転換やBRTの選択肢をなぜ検討するのか。まずは、持続可能か可能ではないか、その方向を考えるのに、なぜもうバスとBRTを検討するのか。これは国からの要望なのか。

◎近藤交通政策課長 この会議は金沢市だけの会議ではなく、他の自治体から様々な選択肢をちゃんと議論すべきだという意見があったことから俎上にのせている。

◆新谷博範委員 どこの自治体なのか説明してほしい。持続可能性を確保するわけだろう。確保するために北鉄も上下分離方式を提案した。確保できるかどうかなのに、バス路線やBRTを検討するのか。大体、BRTは2両編成ではないか。あの狭い石川線の線路の中を通常のバスが通ること自体考えられない。何でそんなことに対してきちんと議論ができないのか。まずは石川線の持続可能性が優先で、それを調査しようと何で言えないのか。上下分離方式が可能かについての議論が優先だと言えないのか。何でこんな議論になってしまうのか。

◎近藤交通政策課長 具体の自治体名を挙げるのははばかられるが、税金を投入して大量輸送機関を守っていく以上は、鉄道はもちろんだが、それ以外の効率的な方法がないかも検討してほしいという声があったものである。

◆新谷博範委員 前から言っているがスピード感が大事だと思っている。何でも検討して議論が遅れてはいけない。まずは現状の路線が今後とも持続可能なのか。不可能だからバス路線などほかの手段を考えようという順番なら分かる。まずは石川線の現状を把握した上で、上下分離方式との提案が事業者からあるわけなので、その可否を真剣に討論しない前から、BRTやバス転換の議論はおかしくないかと言っている。

◎近藤交通政策課長 もちろん鉄道線の実態を分析した上で検討しているが、ほかの選択肢も併せて検討してほしいという意見もあるので、委員の指摘は関係者に伝えたいと思う。

◆新谷博範委員 もう一度確認するが、金沢市はBRTやバス転換の議論は言っていないのか。ほかの自治体から提案があったから無視できないのだと思うが、よく考えてほしい。石川線も浅野川線も金沢市民が一番使っており、実態は分かっているはずである。市外から乗ってくる人はいるだろうが、金沢市民が一番使うわけなので、利用者優先で考えるなら金沢市民の基本的な意見が反映されるべきだと思う。いろいろな議論はあるだろうが、この議論は金沢市の意向が基本的に強く反映されるようにお願いしたい。
 次に、行革について、数値がおかしくないか。金沢市行政改革実施計画である。協働に関する重点目標のボランティア等の育成の部分の認知症高齢者地域見守りネットワークのボランティア数において、目標が1,000人で実績が1,043人。フレイルサポーターの育成事業は目標が80人で実績が64人。この計画は今年で最後だが、これでよかったのか。15町会を目標にして16町会だった。こんな程度でよかったのか。目標は達成されたということなのか。どういう評価なのか。

◎佐野デジタル行政戦略課長 今回の報告は、令和3年度の実績である。例えば、認知症サポーターについて、1,000人の目標に対して実績は1,043人だが、令和2年度は835人だった。令和3年度は1,000人の目標だったので、令和4年度には1,500人の目標を掲げている。そこを達成した時点で、この数値目標は達成としたいと思っている。フレイルサポーターや地域活動のコミュニティー活性化事業も同様である。

◆新谷博範委員 今年が最終年である。途中経過報告は分かった。結局目標は達成したのか。フレイルサポーターだけ達成できていないということなのか。評価を言ってほしい。

◎佐野デジタル行政戦略課長 数値目標については、令和4年度で最終的な評価をしてほしいと考えている。今は中間であるため、まだ目標に達していないということになる。

◆新谷博範委員 令和3年度までの話は分かった。現状はどうなのか。達成見込みなのか。見通しとしては、全部達成見込みなのか。

◎佐野デジタル行政戦略課長 現在、各項目に鋭意取り組んでいるところだが、第6次の計画においても最終的には残念ながら100%の達成には至っていない。今の段階では100%の達成に向けて取り組んでいるところである。

◆新谷博範委員 この計画の結果が次の行政改革大綱に反映されるわけなので、ここをきちんと評価しておかないと、来年の大綱が曖昧になるので、しっかりやってほしい。
 ローリング--時点修正と書いてあるが、役所の一部の人間しか使わない言葉だと思う。なぜあえてローリングという言葉を出してきたのか。意味を教えてほしい。

◎津田財政課長 中期財政計画は、平成15年に策定してから毎年度時点修正を行っている。策定当時、計画を時点修正することについては、行政的に計画のローリング方式といわれていたことから、そうした表現を使っている。

◆新谷博範委員 私とは見解が違う。ローリングは一般的に使われていないし、マスメディアでもほぼ使われない言葉である。時点修正や途中変更で十分である。この委員会は市民の代表の委員会である。国の財務省やどこかとやり取りするときに、訳の分からない片仮名英語をたまに使ってみて賢さを偉ぶるのはよいが、私はしっかりと市民に説明するなら、ちゃんと日本語を使うべきだと思う。途中修正などきちんとした言葉を使わなければいけないし、計画をベースとしたと書いてあるが、計画を基礎としたで十分だと思う。ここにいるのは市民の代表なので、はっきりとした言葉を入れなければいけないと思う。
 中期財政計画を見ると、金沢市はよい形だと思うが、実際のところ、金沢市の財政状況をどう評価しているのか。

◎津田財政課長 中期財政計画を踏まえた本市の財政状況の評価だが、資料3ページの財政指標を見てもらうと分かりやすいと思う。実質公債費比率は財政の健全性に係る指標だが、金沢市は4%台から5%台を維持しており、国の基準である18%を大きく下回る数値となっていることから、中期的に見ても財政の健全性は確保できていると考えている。一方、経常収支比率は財政構造の柔軟性に係る指標であり、この数値が低ければ低いほど、政策的な経費に使える収入等が多いということになる。中核市の平均は約93%だが、本市は90%台を確保している。つまり、それだけ政策的な経費を打つことができる財政体質を中期的に確保できていると考えている。したがって、総括的には本市の財政状況は問題ないと考えている。

◆新谷博範委員 ガス・発電事業の譲渡益は入っているのか。もし、入っていて、政策経費として投下するなら、次の議論が違うと思う。約300億円が入っていると思うが、中期財政計画には反映されていないのか。

◎津田財政課長 ガス・発電事業の譲渡益については、さきの議会でも説明したが、最終補正予算において一定の方向性を示していきたいと考えており、中期財政計画策定時点においては反映していない。

◆新谷博範委員 最後に反映するということは、令和4年度は反映されないのか。令和5年度から令和8年度までの収支不足額はマイナスになっているが、反映されるということでよいか。

◎津田財政課長 次年度の中期財政計画には反映される。