活動報告

令和2年8月6日 文教消防常任委員会質問答弁

更新日時:2020.08.07

◆新谷博範委員 金沢ウオーク2020が中止になったが、代替案は考えていないのか。

◎小林スポーツ振興課長 金沢マラソンでは、オンライン開催等をすることになっているが、金沢ウオークについては、既に健康政策課の「わたしの健康ポイント事業」のほか、石川県や日本ウオーキング協会が提供しているアプリがあるので、今年度において、代替の大会の開催は予定していない。

◆新谷博範委員 金沢マラソンはオンラインによる代替開催をする。金沢ウオークについては、18キロメートル、13キロメートル、3キロメートルなどいろいろあると思うが、オンラインとするにはそんなに経費がかかるものなのか。これをオンラインとしなかったのはなぜなのか。

◎小林スポーツ振興課長 石川県スポーツ振興課の「いしかわスポーツマイレージアプリ」、日本ウオーキング協会の「歩こうにっぽんウオーカーアプリ」など、オンラインで大会を開催するものについては、基本的にはアプリが充実している。本市としては、今の状況では、当日の受付等において密が避けられないことから、今年度については今後の新型コロナウイルス感染症への対策の在り方をきちんと精査した上で、明年度に向けて準備を行っていきたいと考えている。

◆新谷博範委員 もう一度確認する。金沢マラソンはオンラインによる代替開催としたが、金沢ウオークについてはほかのアプリがあるので今回はオンラインとせず、金沢ウオーク独自の視点から、費用がどれくらいかかるのかを含め、今後、オンラインとするための研究をしていくということなのか。

◎小林スポーツ振興課長 明度の事業については、開催のスケジュールや新型コロナウイルス感染症対策をどのようにしていくか、今後、実行委員会の中で検討していきたいと考えている。

◆新谷博範委員 私は、防災士が組織をつくることはとてもよいことだと思っている。ただ、「かなざわコミュニティ防災士(以下「防災士」という)」と書いてあるが、なぜ「かなざわコミュニティ」という言葉を使っているのか。防災士は防災士でよいのではないかと思う。防災士という一つのくくりで組織するのであればよいと思うが、地域防災力の向上と言っておきながら、コミュニティ防災士という言い方をしている。そうであれば、最初から「コミュニティ」という言葉を使わず、地域防災士とすればよいのではないか。言葉の問題だが、このような使い方について、どのように思っているのか。

▽石山危機管理課長 金沢においては、地域でのいろいろな活動が非常に重要視されていることが背景にある。防災士とは、国の日本防災士機構が資格として認定している制度における言い方だが、より金沢の地域に密着し、地域コミュニティーの中でより活動してほしいという思いを込めて、単なる資格を取得して終わりではなく、新たに金沢市としての研修を受けてもらうといったことを踏まえ、「コミュニティ防災士」という呼び方をしている。今後とも、その視点を大事にしていきたいと考えている。

◆新谷博範委員 国が防災士と定義しているのに、わざわざ金沢のコミュニティーという言葉を使っているが、一方では地域という言葉を使っているのだから、「コミュニティ」については、地域と言えばよいのではないか。防災士を2つに細分化して意義を持たせる意味が分からないのだが、どうなのか。

▽石山危機管理課長 委員指摘のとおり、資格としては防災士だけで十分足りるのだろうと思うが、ただ、防災士の資格を取ってそれで終わりではなく、その後、どのように活動してもらうかが非常に大事だと思っている。防災士とは、広域に活動することもあるだろうが、基本的にはそれぞれが住んでいる地域で、その住民に自らが取得した知識やノウハウを伝え、地域全体としての防災力を高めていく役割を担ってもらうことが、本市としては非常に大事だと考えている。地域との呼び方がよいか、「コミュニティ」との呼び方がよいかの議論はあると思うが、金沢市としては、「コミュニティ防災士」という呼び方をしてもらい、地域に根差した活動をしてほしいとの思いを込めていることを理解してほしい。

◆新谷博範委員 委員指摘のとおり、資格としては防災士だけで十分足りるのだろうと思うが、ただ、防災士の資格を取ってそれで終わりではなく、その後、どのように活動してもらうかが非常に大事だと思っている。防災士とは、広域に活動することもあるだろうが、基本的にはそれぞれが住んでいる地域で、その住民に自らが取得した知識やノウハウを伝え、地域全体としての防災力を高めていく役割を担ってもらうことが、本市としては非常に大事だと考えている。地域との呼び方がよいか、「コミュニティ」との呼び方がよいかの議論はあると思うが、金沢市としては、「コミュニティ防災士」という呼び方をしてもらい、地域に根差した活動をしてほしいとの思いを込めていることを理解してほしい。
言葉遊びに聞こえないよう、しっかりと中身を定義し、防災士の資格を持っている人には全員に登録してもらうべきだと思う。言葉では「かなざわコミュニティ防災士」だが、実際は防災士の資格を持っている人たちを入れ込む。しっかりと意義のあるものにして、実際に防災士の資格を持っている人たちをどのように網羅するのか、検討会においてきちんと議論してほしいと要望しておく。
犀桜小学校の建設事業について聞く。新しく駐車場も整備されると思うが、教員のための駐車場も確保しているのか。

▲堀場教育総務課長 現在、教員専用の駐車場を設ける予定はないが、学校の敷地内で、通常の教育活動に支障のないスペースを活用して、教員が駐車してよいことになっている。