活動報告

令和2年3月24日 市民福祉常任委員会質問答弁

更新日時:2020.03.25

◆新谷博範副委員長 新型コロナウイルス感染症も医療保険の適用になったことから、今は基本的に保健所で検査するのではなくて各医療機関で検査するということでよいか。

◎木曽保健所長 基本的にはそういう枠組みになっている。

◆新谷博範副委員長 国と県の調査で、医療機関のマスクやアルコール消毒液が不足していると聞くが、市内のドラッグストアや各医療機関でアルコール消毒液やマスクが足りないことを市は把握しているのか。

◎仙石地域保健課長 医療機関の備蓄の状況については、県の業務となるため、市では調査していない。

◆新谷博範副委員長 金沢市は、調査を県に任せて、アルコール消毒液が足りないとか、マスクが足りないということを把握してないということでよいか。

◎仙石地域保健課長 委員の指摘のとおりである。

◆新谷博範副委員長 PCR検査の機器を今2台持っているが、保健所でPCR検査をする気はないということでよいか。

◎仙石地域保健課長 県では、機械も増やすし、検査にまだ余裕があるということなので、県から市に検査をしてほしいということもない。また、検査そのものは検体を取って検査をするときに4時間ほどの時間がかかる。市内に県の機関もあり、30分ほどで検体を運ぶことができるので、時間的なメリットもあまりなく、市で検査することはないと思う。

◆新谷博範副委員長 PCR検査の機器2台を市で使用しないのであれば、県の検査機関に1台でも多く必要としていれば、貸し出してあげてもよいと思ったので確認した。
今日、森尾議員の質問答弁にもあったが、4月中旬にかけて国から高齢者施設にマスクが配布されるというが、市は、購入支援を行わないのか。

◎南介護保険課長 本会議の答弁の繰り返しになるが、国が調達を行っているところなので、市として今のところ対策する予定はない。

◆新谷博範副委員長 介護施設への配布には労力いとわずに、配る量も間違えずに国がしっかりと配るということでよいか。

◎南介護保険課長 国の目安としては、介護施設の職員ないし利用者1人当たり1枚を配布するという計算で数量を出していると聞いている。国は郵便を使って確実に届けるということも聞いているので、まずはそれを待ちたいと思っている。

◆新谷博範副委員長 私立保育所感染防止対策とあるが、金沢市には、市立保育所がある。市立保育所は、金沢市が購入するから関係ないということだと思うが、その運営の在り方をどのように考えているのか。

◎山下保育幼稚園課長 委員指摘のとおり市自ら購入しているので、それに補助するという考え方はない。ただ、国からの交付金の対象となるので、その分の財源を取りたいと考えている。

◆新谷博範副委員長 今回、児童クラブに学習用端末2台を配備するということだが、この時期にいきなり補助でLANの環境整備やパソコンを入れる理由をもう一度説明してほしい。

◎藤木子育て支援課長 今回の学校休業で、児童館、児童クラブの存在が非常に重いという市長の答弁が本会議でもあった。これから児童館や児童クラブで長い時間を過ごすということもあり、放課後の活動、その中には学習も入っているし、遊びも入っているが、そういった環境づくりを進めるということで整備を考えたものである。